あまりにもアッサリ実現した思いがけない結末のルルドの沐浴に身分乱用の誹りを1人身に受けてそれでも神に感謝

身代わり沐浴

大聖堂遠望

大聖堂遠望

ルルド初日も快晴。ヨーロッパは今が一番穏やかな季節らしい。ローマでも雨に会うことはなかった。今日の一番の目的はタイトルにある通り沐浴。何度か来ているが、沐浴体験は、ちょうど40年前、鴨池教会で助任司祭の時、若者主催の聖地巡礼以来2度目。その後二回来たように思うがなぜか心が動かなかった。しかし、今回は違う。自分のためもあるが、何よりも癌に苦しむ2人のシスターとMEの仲間、さらに癌摘出に成功して仕事に復帰したとはいうものの経過観察中下にある子育て真っ最中の我らが園長さんのため。身代わり沐浴が有効かどうかは分からないが、沐浴も動的祈願と言えるので間違いなく有効。

ロザリオ片手にイザ!

右下の白いところが 沐浴場

右下の白いところが 沐浴場

ということで、お昼の後は自由行動と聞いたのでふっと気が緩んでポケットにしまった十字架と指輪を取り出してリセット。心新たにロザリオ片手に威儀を正して沐浴場へイザカマクラ。2時間覚悟の長蛇の列を連想したが、かつて目撃したほどではなく、それでもかなりの人々が長椅子に腰を下ろして順番を待っていた。かつて立ったままの数時間を記憶していただけにホッ。入口に立っていた係りの人が長椅子をパスして沐浴場入口に案内したので驚いた。さんざん待たされたはずの忍の一字で待っている目の前の人々に申し訳なく直視できなかった。

沐浴開会式

対岸の村の巡礼宿

対岸の村の巡礼宿

目を閉じたり下を向いたりしながらロザリオを繰っていると、目の前に立った男性に気がついて顔を上げると、「英語を話されますか」と遠慮がちに聞いてきた。頷くと、「沐浴を待っている人々と係りの人々のため祝福をお願いできますか?」と聞かれて戸惑った。一体何が始まるのか見当もつかないまま後に従った。マイクが置かれたところに着くと、沐浴場入口のカーテンが一斉に開かれ次々と男女のボランティアたちが現れた。見るとボクに先を越された待ち人たちも立ち上がって大きな円陣に加わった。ようやく解せたところで先ほどの男性の司会でセレモニーが始まった。

ハウツー沐浴

ベルナデッタの生家は貧しい粉挽き屋

ベルナデッタの生家は貧しい粉挽き屋

初めの祈りがあって主の祈りが唱えられ、フランス語、ベトナム語、スペイン語らしい3カ国語でのアベマリアが唱えられて、「どうぞ」とボクにお鉢が回ってきた。少しだけ何か言ってくださいとの指示を受けていたので、「みなさんこんにちは!」とにこやかに言ったのに「…」。日本だと「ズルッ」とコケてみせるところだが、かなり厳粛な雰囲気。気を取り直してやり直した。「日本から来ました。みなさんへの祝福を頼まれました。思いがけない役目に驚きましたが、喜んでみなさんを祝福します。主はみなさんと共に。全能の神、父と子と聖霊の祝福がありますように。」今度は元気な「アーメン!」が帰って来た。そして、一斉にに握手したりしながらそれぞれの持ち場に帰っていった。実は、沐浴開始は2時からと聞いていたが、あの時は「頭越しでゴメン」に気を取られて思考停止状態だったのだが開始の儀式だったのだ!そういう意味では、貴重な体験をさせてもらったことになる。

 

さて、沐浴は2番目という史上最速を達成。下着1つになって待つこと数分。直前に前向け前をして脱衣。すると冷た〜い!腰巻にくるまれ水槽の2段目に立ってアベマリア。意向を言うように言われたので、マリア様のご像に向かって日本語で言ったものの何故か感無量胸一杯のいつもの癖。ボランティアも慣れているのかしばし静観。やがて正座をすると両脇から抱えられてそのまま後ろ向きにザブン!心臓が止まるほどの極寒。震える間も無くすぐさま「聖バルナデッタ私たちのためにお祈りください」みたいなことを言わされて終わった。待ち人たちの前を通って逃げるように足早に外に出た。グロットの前で感謝の祈りを捧げ、マリア様の小瓶8個にお土産の水を汲んで帰った。

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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