ボヤキと怒りは違う弁解じみているので気が引けるがまたも空港での怒りの声に同調者続出

今なお建設中のサグラダ・ファミリア聖家族教会 それでも!Blog

おもてなしの国が泣く

今なお建設中のサグラダ・ファミリア聖家族教会

今なお建設中のサグラダ・ファミリア聖家族教会。2026年完成を目指す

「毎日こうなんですか?」「そうです。多いときはずっと向こうまで…」「そんなに人を待たせてダメでしょう!改築中なんだからついでにここも改築したらいい。上の人に言いなさいよ。これはひどいわー」係の女性が近くを通ったので文句を言ったつもりだったが、彼女がニコニコ顔で答えるものだがからつい叱り飛ばす感じになってしまった。彼女は犠牲者ではあるが、並ばされたことがあるのかないのか、他人ごとのコメントに面食らった。これが、おもてなしの国か!

忍の始まり

2016年ベネディクト16世がミサを捧げられた

2016年ベネディクト16世がミサを捧げられた

実は、これまで伊丹ー鹿児島で荷物を預けたことはない。今回は、早めに着くN社を使うことに。「先に荷物のところで待ってるワ。」同行の姪の言うことを察せないまま購入の列に一緒に並ばせた。「4番でお願いします。」航空券を手渡しながら係の女性が言った。見ると、「4」と大きく書かれたところの黒山の人だかりに面食らった。仕方なく最後尾につけたものの状況がまだ呑み込めず、「ここで並ぶんか?」「そうよ、だから言ったじゃないの!たまにはアタシの言うことも聞いてよ!」まま、そんなムキになることもないだろうガ。言葉を失っているところにやって来たのが先ほどの女性、というわけ。

忍という美徳

日本人彫刻家外尾さんと。後ろは彼の作品

日本人彫刻家外尾さんと。後ろは彼の作品

前には大きなカートにいくつもの荷物を載せたいかにも頑張っている感じのオバサンが反応した。「アタシもおんなじことを思っていたのよ。言い出せなかったけど、よく言ってくださったワ。」鹿児島弁だった。ややあって、今度は後ろの女性から声がかかった。「早速効き目がありましたよ。ホラ、もう一つの窓口が開きました。」気が付かなかったが、確かに、無人だった一番手前のカウンターに先ほどの女性が立っていた。しかし、間もなく、彼女の姿が見えなくなってしまったので、たまたま別件で入っただけのようだった。ガッカリした風もなくブツブツも聞こえてこない。

ボクはナニ人?

ガウディの傑作と言われる聖家族

ガウディの傑作と言われる聖家族

ともあれ、鹿児島弁であろうが言葉が通じる国内のことなのに、人々はどうしてこうも無口で静かにできるのだろうと不思議でならなかった。静かに、と言ったが、ボクが並んでいる間中ブツブツ言っていたというのではない。ア、イヤ、立ち去る彼女の後ろ姿に向かって、「これはひど過ぎるワ」とつぶやいたことは確か。すると、後ろの女性が、「何時の便なんですか」と心配そうに聞くので、「あ、いや、12:55なので大丈夫なんです」と笑って答えたものの、「ま、言ったまでです」とのコメントはしなかった。それでも、「ああ、みんなが気遣ってくれいるんだ」と”日本人の優しさに触れた”。ボクはナニ人?そんな心の遊びはすぐに壊されることに。

ああ、手荷物

手荷物検査に進むとここも団子状態。左手奥の列はスムーズ。「最新のナントカでスムーズに出来ます」入り口の壁に書いてあるものの、特別クラスの人々のために違いないとおとなしく待つことに。そのうち、外国人が係りの人に何か言っているようだったが、間もなく数人が一斉に移動を始めた。つられるように、後ろの方から次々と乗客が押し寄せた。あわてて、ボクも流れに乗った。なるほど、スッといくではないか!それにしても、案内の一つもないとは!「お子様連れの方はお手を…」を騒音と感じない体質と基本は同じ?時差ボケのようで3時間寝たら目が冴えたので深夜のボヤキ。

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