明と暗と
「こうすれば空気が流れます。」あ、ホントだ!濃い青に塗られた松林の向こうが透けて見えた。淀んだ空気が流れた!と感じた。
「この線はこう引くと絵が動きます。」ホントだ!のっぺりと平板だった絵に動きができた。先生の魔法の手にかかるとたちまち絵が生気を帯びてくる。「絵は自分を解放すること」とも。木の幹は茶色、松の葉は緑。ほかの色を使ってはいけない。そんな固定観念を壊すように。それが難しい。何十種類もの色の前に立ち往生するばかりだ。色の多用がこんなにも勇気のいることだったとは!ともあれ、せっかく空気が流れ動きが出始めたところで次回は思いっきり奇抜な色を塗りまくるぞー!
今日は不思議な日だった。「すみませんでした電話に出られなくて・・・」「・・・」かけてもない電話に二人の別人から返事が。発信履歴を見ると確かに二人に発信されている。ポケットに入れていただけなのに。自動発信もありうるのか?携帯の怪。
差出人のない外国郵便。開けてみて驚いた。なんとウガンダの17歳少女からだった。両足がただれた車椅子の弟の写真が同封されていた。反政府軍の襲撃で家を焼かれ、両親と二人の弟は殺害され、二人だけが難を逃れ、カトリック教会に収容されているという。驚いたというのはその出来事はもちろんだが、それよりもと言うか、昨日TFTのことを書いたばかりだったからだ。誰かに「あなたがお先に」と言われたようで絶句。
手紙を読んで、あのルワンダの内戦を生き延びたイマキュレーのことが蘇った。早速、グーグルマップでみるとルワンダの北の隣国だと分かった。彼女の本も衝撃的だったが、今回の手紙で安逸をむさぼっている自分がまた同じ世界に引き戻されたようで、幾分の戸惑いもある。どんなことができるかわからないが、明日あたりとにかく返事をしなければなるまい。
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