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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。
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骨休み

by admin posted at 2008-07-31 17:05 last modified 2008-07-31 17:05
ザビエルの拓いた道

事務所の朝礼後、昨日設置してもらった格安の新兵器を試したいのもやまやまだったが、夏用の折りたたみ式簡易ベッドを広げてゴロリ。おととい購入したばかりのイグサの香りのござの感触が心地いい。これまた、昨日贈呈を受けた刷り上ったばかりの新本を開くと、気分はもうリゾート。

四章からなる本書は第一章が三人のシンポジストによる30分づつの話と質疑応答。トップバッターが「ザビエルの同伴者アンジロー」の著者で驚いた。思いがけないところで知人に出会ったような驚きと親近感を覚えながら興味深く読むことができた。第二章でも同じ著者が「要塞都市マラッカにおけるザビエル」と題する論文も収められていて興味深い。当時60-100名ほどいたと思われるポルトガル人やその妻子たちに対するザビエルの霊的指導や要理教育は好評で多くの人々が熱心に通い、赦しの秘蹟に与り、信仰を再確認して信者としての新たな生活を志す人が増えていったという。

一方で、当地に派遣されていた教区司祭たちの質が極めて低かったという指摘は意外だった。ラテン語・神学の知識に乏しく、しかも三年の任期中蓄財に励む者までいたというから驚きだ。マラッカの教区司祭マルチンスがアンジローの洗礼を拒んだ理由が「異教徒の妻と生活することになるから」だったとした上で、それは、彼の神学的知識の乏しさによるものだとしている。

第三章は「ザビエルをめぐる素朴な疑問」と題して、我らが竹山神父さんがいくつかの問題を提示。日本での滞在が二年三ヶ月だったのはどうしてか。ザビエル来日の目的。未信者の救いなど興味深い問題に光が当てられている。

鹿児島に一番身近なザビエル様についてのばらばらな思いが整理される好著。また、身近な大学で国際文化研究センター・キリスト教文化センターと二つもの研究所が質の高い働きをしていることを嬉しく誇りに思った。

いい骨休みの一日となった。

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