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父性の闇

作成者 admin投稿日 2014年06月04日 18時02分 最終変更日時 2014年06月04日 18時02分
開南教会ステンドグラス

安里教会ステンドグラス

今日の話は、「私が出会った人のことです。」手渡されたプリントには「放蕩息子の帰還」(ヘンリ・ナウエン著)が。ルカ15章の本文も。

小教区の黙想会でよく使うところだけに心が動いた。そして紹介されたのは、薬物依存症から立ち直った人のこと。話そのものもさることながら、もっとも心惹かれたのは、真の放蕩息子はイエスご自身、というナウエンの洞察。彼の視点は、放蕩=使い果たす。

 御父から受けた全てを遠い地上で使い果たされた。命までも使い果たされて父の元に帰って行かれた。帰りを待ちわびていた父の言葉が、「この息子は(聖書本文『お前のあの弟は』)死んでいたのに生き返った。そして父の家では大きな祝宴が開かれた」(プリント本文より)。
なるほど!これまで、ボクの場合はもっぱら帰りを待つ父親に焦点を当てていたのだが、話者であるイエス様が放蕩息子だったとは!面白い洞察をするもんだ。もしかして、イエスご自身、ナウエンの洞察に思わずピンポーン!をなさったかもしれない。
 
お昼の後、携帯のGPSを頼りにカテドラルまで約30分の徒歩巡礼。🚶みて分ったことだが、教会は小高い丘の上だった。扇風機に当たりながらロザリオ一連。帰りしな、やちむん(焼き物)通りにちょっとだけ。本当は店の中まで入ってみたかったが3:00の講話に間に合いそうになかったので断念。
 
その講話だが、放蕩息子の父親のことだったが、巡礼づかれ?で何度も夢の中。断片的にしか聞かなかったので残念ながらノートがない。ただ、レンブラントが描く絵の解説はしっかり聞いた。
 
息子の背中に伸べられた父親の両手。右の手は女性的で左は太くて節くれだった男性の手。何度か見たことのある絵だが気がつかなかった。神様の母性と父性の象徴?
 
最後に紹介された話は今回も重たいものだった。壊れた家庭が再建されたものの、心を病んだ娘さんやドラグに手を出した息子さんのことで大変な思いをしたお父さんの話。講師にとって身近な人であるだけに、この父親の中に、ナウエンがいう「レンブラントの描く父は、苦難によってすっかり空(から=空虚)にさせられた人」を重ねておられるようだった。
 
今日の夕食は各自で。さて、どこに何を食べに行ったものか。

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