おめでとうティエンさん!!
ティエンさん改めティエン神父。一生を鹿児島のためにと決意も新たに。
ティエンさんがついに神父さんになった。
2006年7月23日午後2:00。鹿児島教区にとっても歴史的なときがやってきた。司祭になる日を夢見て20年。共産主義政権によるさまざまな制約にも屈することなく隠忍自重。政府による制限が解かれるのを待ち続ける司祭志願者の最高齢は60歳だと聞く。アメリカを駆逐した世界唯一を誇るだけあって、この民のDNAは半端ではない。
東京や福岡から、そしてお隣宮崎から、ベトナムの同胞が駆けつけて喜びを共にして感謝の祷りが捧げられた。式後の祝賀式では、カテドラルを埋めた500名の人々から大きな拍手が沸き起こった。家族を招くことが出来なかったのは残念だったが・・・。