久しぶりに穏やかな一日を満喫。しっかり読んだ地元紙で印象に残ったのは都議会のセクハラやじの記事。自民党幹部が「他も名乗りを」と出張先で述べた小さな記事が一つと、

二つ目はくらし欄に大きく取り上げられていた。それにしても見え透いた嘘をついて、騒ぎが大きくなったら「ウソでした」と告白する。見通しの甘さは自分でも認めるが、そんな自分でも、これだけ世の中が、過敏に反応するようになっているのを知らなかったのかと首をひねりたくなる。

ある集まりで、女性職員が退室すると、「今日は決まっているね」と一人の男性がポロット一言。すると、もう一人が、「それもセクハラ？」「いまは気を付けないとヤラルッドネ。」「そうそう…。」こちらが健全？

ところで、朝刊の記事は「識者に聞く」となっていたが、むしろ、「小学生に聞く」にすればよかったのに。「そんな大人をどう思いますか？」小学生といえば、やじの議員も小学生や中学生がいそうな年齢に見えたが家庭ではどうなんだろうと、余計な想像を巡らしてしまった。つい、口をついて出たのかもしれないが、瞬時に、「セクハラ」の四文字が思い浮かばなかったとしたらモンダイ。

そんな暗い気持ちを一気に吹き飛ばしてくれたのが、故郷奄美の森の花たち。地域総合版に大きく紹介されていた。いずれも、山野を駆け巡って育った自分にしてみれば、ウケユリ以外の二つは地味すぎて心ひくものではなかった。とくにサクラランは部屋で咲いた真っ白のものと形はそっくりでも、色合いはいまいち。それでも、こうして新聞で紹介されると、なんだか誇らしい。

今日29日はペトロパウロの祝日。司祭館の住人は1ペトロ、2パウロということで、夕食はスパゲッティと赤ワインで乾杯。