東京の春を見つけに

水鳥東京も初春。会議2日目の昼下がり、東京の春を探しに近くを散歩。潮見に建つカトリック会館は、ディズニーランドに行く人達で賑わう京葉線3つ目の駅から歩いて5、6分。

かつて東京のゴミ集積地でハエの飛び交う埋め立て地だったと聞いても想像だにできないほどの癒しの別天地。春には桜の名所となり、広大な芝生の多目的グラウンド、その一角にあるドッグランではいつも誰かが愛犬と遊んでいる。

鮮やかな黄色の水仙地の利を得て駅周辺には大型スーパーや家電量販店、それに高層マンションが立ち並び、会館向かいにはつい最近コンピューター企業が大きなビルを建てた。開発はまだまだ進みそう。また、国際大会も開かれる巨大なプールもある。

11℃の割にはそれほど寒さを感じない。で、東京の春を見つけに行くことに。まず、会館近くの漣(さざなみ)橋に向かった。頭が茶色でクチバシの青い鴨の大きさほどの水鳥たちがノンビリ浅い春を楽しんでいた。あるものはバシャバシャとしぶきを上げてはしゃいでいたがほとんどのものは体を丸め、波に身を任せてじっとしている。まるで昼寝でもしているようでのどか。

橋を越えてマンション横を抜けると船溜りに出た。そこには頭の黒っぽい水鳥が防波堤に上がっていて、小さな水溜りに姿を映してじっとして動かず日向ぼっこ中。冬枯れのこの季節、植え込みの樹木はどれも葉がないばかりか枝を刈り込まれて僕の頭みたいに寒々としていた。しかし、帰り際、お隣の潮見教会の庭の片隅に、鮮やかな黄色の水仙を発見!そこには間違いなく本物の春があった。

2時からの会議はスムーズに議事が進行し、お陰で熱い風呂に入る時間もできた。疲れが取れた。

こちらのショートムービーもお楽しみ下さい。

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