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フランシスコ教皇使徒的勧告「愛の喜び」紹介入門篇2

前置き 本文の全訳はいつになるか分からない。勉強会で配布された試訳をもとに、もう少し書いてみたい。とくに、何十年も関わっているMEにとって教皇の後楯を得たような箇所を紹介してみたい。 「生身の家族は具体的な 悩みと葛藤、喜びと希望に満ちた日...
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教皇フランシスコ使徒的勧告「愛の喜び」入門編

勉強会 司教の勉強会は、司教儀典書についてではなく、昨年の家庭に関するシノドスを受けて出された使徒的勧告「愛の喜び」を紹介するもので嬉しかった。愛の喜び、というタイトルは正式なものではなく、講師の試訳のようだが、語感としては俗的な響きがする...
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久しぶりの潮見は緑に包まれて

別府、奄美、東京 別府での三教区合同黙想会から帰った翌日、辛いミッションが待つ奄美へ。1日置いて東京。オーケストラでのホルン奏者を目指して修業中の甥との夕食は彼好みの牛タン定食。有楽町のガード下の店に入ったが電車の音が気にならない。牛タンそ...
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人間とは何か、人間とはどこに向かう存在なのか

古代の洞察 詩篇8番4節「あなたの天を、あなたの指の業を私は仰ぎます。月も、星も、あなたが配慮なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何者なのでしょう、あなたが顧みてくださるとは。…。」 創世記2章の洞察 1)従来、三つの調...
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十戒は禁令集ではなくどんなことがあっても共にいる神からの呼びかけ

変動の時代を生き抜く原理は何か 出エジプトの状況を見ると混乱した時代の中で、とくに司祭としてどう道筋をつけて生きればいいかが見えてくる。エジプトは人を奴隷とする問題性に満ちた世界。そこからの脱出としての出エジプト。しかし、待っていたのは砂漠...
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黙想することの意味は目覚めていること

み顔を探して 「この時代にイエスのみ顔を探して」今回の3教区合同黙想会のテーマだ。指導司祭は著名な霊性神学の大家。講話1導入の話のテーマは「存在の基盤であるミゼリコルディア」。 不毛な悲観主義 最新の科学的研究に基づいたラウダート・シから、...
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聖遺物と共に過ごした聖時間は二人の聖人とのクオリティータイム

聖遺物崇敬 9時のミサに引き続いてなされた、聖ヨハネ・パウロ二世と聖ファウスチナの聖遺物安置と崇敬の式には約50名ほどが残った。第一級の聖遺物というだけあって容器も小ぶりだが立派なもの。「聖ヨハネ・パウロ二世と聖ファウスチナが一緒に祈ってく...
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突然の韓国ミションは飛ぶ鳥をも落とす勢いに満ちたインチョン教区

突然の訃報 突然の訃報に韓国中に衝撃が走った。29日、ビザの関係で一時帰国したフランシスコが、翌日の月曜日、つまり5月30日午後、「アイグー!大変です、大変です!」との緊急電話。ただでさえパニックになりやすい彼を待っていたのは、恩人ともいう...
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“堅信式は大人の信者になる秘跡”って誰が言い始めたのか?

当てが外れた(1) 昨年のクリスマスから、今年の復活祭にかけて11名の大人が洗礼を受け、そのうち10名が今日の堅信式に臨んだ。中学生1人を加えて11名。子供が一人でもいてくれると話しやすいので助かった。例によって質問から。「堅信の秘跡とはど...
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今更聞けない、日曜日が休日になった本当の意味と目的は?

いいわけ 実は、夕方の高速船で種子島に行くはずだった。「明日はどこに?」お昼時の主任司祭の質問に軽く答えたものだ。「種子島です。例のYOUCATです。」「明日帰るんですか?」「そうです。」これも軽く答えた。「明日はザビエルの堅信式になってい...