善意あるすべての人へ
昨日手元に届けられた使徒的勧告ラウダーテ・デウムは表題にあるように回勅ラウダート・シの続編というだけあって、わずか1時間半で読める49頁という短編になっている。ラウダート・シから8年になる今日の世界は、「早く何とかしないとこのまま放っておくことはできない」と教皇に思わせるほどひどい状況になっている。
「『ラウダート・シ』でわたしは、苦しみにの中にあるわたしたちの星の兄弟姉妹、皆さん全員と、わたしたちが共に暮らす家であるこの地球に施すべきケアについて心底気にかけていることを分かち合いたいと願いました。・・・わたしたちを包摂する世界が崩壊しつつあり、また限界点に近づきつつあるかもしれないのに、わたしたちの対応は不十分・・・。」(8頁)。焦りともいえる教皇の熱い思いが伝わってくる。
副題が「気候危機について」とあるように、かつてない速さで進む現在の気候変動は言うまでもなく人間が原因。だから、世界中の人に呼びかけないではおれないのだ。みんなに読んでもらいたい。定価450円+税。 注文はカトリック中央協議会 〒135-8585東京都江東区潮見2-10-10カトリック会館内https://www.cbcj.catholic.jp/
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