クリスチャンライフコミュニティが正しい。
冗談から始めてしまったが、いつも人を笑わせてばかりいたスペイン人の神父さんが真面目な顔で言ったのが冒頭の冗談。あのフランシスコ教皇が所属するイエズス会の信徒養成を目的としたグループのこと。創立者イグナチオ・ロヨラが生み出した養成プログラム「霊操」を信徒用に応用したやり方で信徒の信仰養成に大きな力を発揮している。若いころ「キリストの広場」という名称で若者のグループを作って活動したことがある。
当時は全国各地にグループが出来て、九州でも100名ほどが集まる大会が開催された時期もあった。司教になってからも鹿児島での大会に呼ばれたことがあるが、その後は全く連絡はなく、いつしか記憶のかなたに行ってしまっていた。ところが、先月の半ばだったか、鹿児島の青年から8名で泊まりに行きたいとの電話があったのは。
温泉でも入りに来たいのだろうと安易に考えていたのだが、指導司祭も迎えて分かち合いをすることが3日の当日に分かって驚いた。お祈りに始まり「この一ヶ月の間に自分の身に起ったこと、心の動きなど」さらに「新しい一年に向けての思いや決意」など3時間に及ぶ分かち合いがなされたのだ。しかも、ZOOMでのオンライン参加が東京とフランスからもあって、まさに進化した今どきの例会。点と点がつながってCLCが再始動した感じだ。
長崎を夕方の4時に出てたという参加者もいて、CLCの熱さは健在。夕食は食材持ち込みの焼肉パーティ。長崎からの到着を待って深夜まで続いたらしい。翌日のミサも分かち合いの部屋でCLC風に。予期しなかったCLCの新しい船出にエールを送りたい。下関、長崎、福岡、枕崎、鹿児島、東京、フランスと広範囲を含む面の出来上がり。
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