変幻自在護身の術
前回も取り上げた二羽のカルガモの子育て。あの多産系のカルガモたちがどうして一羽づつなのかいまだに謎は解けないが、子どもを守るための秘策が、あのヒバリと同じことに気が付いた。ヒバリは巣から離れたところに降下して、巣まで小走りするという。人目につかないためだとか。昨日見た親子は前回のものとは別ものだが、やはり親鳥が同様の行動をとった。つまり、子どもが先に川に入って上流に向かった。そのあとを親鳥が追う。しかし、親鳥はすぐに水際によって身を潜めて動きをやめた。親鳥に気をとられているうちに今回も子どもを見失ってしまった。慌てて上流に先回りしたが見当たらない。引き返したところで親鳥が動き出した。見ると、どこに潜んでいたのか雛が親鳥の前を行くではないか。しかし、すぐまた見えなくなった。どうやら水辺に茂る葦原を住みかとしていて、慌てて安全な我が家に難を逃れたのかもしれない。では、ちょっと趣味は悪いが、次回はカルガモ親子の住みかをストーカーすることにしよう。
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