無事の帰国に感謝

ライトアップされたバチカン。 それでも!Blog

久しぶりのモッコウバラも開花間近。iPadの充電をしながらアムステルダムについての勉強。アムステル川のダム、という意味らしい。オランダの人口は約1600万。全人口の約50%が移民。ゴッホの美術館もあるという。そんなことなどウキペディアで調べていると日本語が聞こえてきた。聞くとなしに盗み聞き。オランダ観光に来た夫婦らしかった。もう一人、年配の男性が加わった。同じグループで出会った旅仲間らしい。

「来て良かった」と奥さんのほうが弾むような明るい声で喜びを分かち合っていた。「それはよかった」と思いながら、ふと、巡礼の旅と比較していた。日本とは違うヨーロッパ独特の美しさに誰もが感動するはず。それだけ?という思いをぬぐえない。余計なことかもしれないが。でも、なにか少し物足りない。その点、巡礼は信仰の旅であるから感動の質が違うわけで、……

霧島神学生の同僚たち。帰院したら、先ず、芝生の向こうのマリア様にただいまのごあいさつ。「司教さん!」突然の声にびっくりして顔を上げると宮原司教さんだった。「10:00発で今着いた」のだという。リュックにショルダーに免税品と手一杯のボクに比べ、相変わらず機内持ち込み一個の身軽さ。見習うべし。機内では、映画を見たり、少し寝たり、レ・ミゼラブルをかなり読んだり。

こうして、今朝10:05オランダ航空869便は10時間のフライト終えて福岡国際空港に着陸した。それにしても、客室乗務員たちのフレンドりーなこと。前の座席の三人には「福岡に行くのなら、うちの一人は福岡に住んでいるので紹介してあげる。役立つはずよ。何日間ぐらい?エッ、20日間も!福岡とその周辺?いいわねー。」しばらくしたら若い日本人男性が連れてこられて旅の打ち合わせが始まった!その間、世話好きおばちゃん乗務員もうなづいたりしながら立ち会っていた。

乗客に近い乗務員。これって、もしかして、フランシスコ教皇の影響?こんなブームが、機内だけでなく、世界を席巻したらきっと平和になる。と思った。

ともあれ、皆さんのお祈りに感謝します。

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