カルガモにクイナにカワセミ、コサギにアオサギ、命育む二反田川

自然の釣り堀

川に黒鯛はいないはずだからフナ?

川に黒鯛はいないはずだからフナ?

二反田川にはまだいた。大きなフナも住んでいた。今にも降りそうな空模様のもといつものコースを歩いた。ウエノケの領地あたりまで来たとき、二人の若者が釣り糸を垂れているのに遭遇。小学生たちが群れているのは時々見るが若者は珍しい。近づいたそのとき、男性の方が釣り上げた。小ぶりのタイに似た魚だが、声をかけても、ニコニコ笑っているだけで返事がない。そのとき、女性の方も歓声を上げた。同じようなものだったので、「何を釣っているの?」「ワカリマセン。」明らかに日本人ではない。「どこの国?」「ワタシフィリピン、アレベトナム。」「マガンダンハポンこんにちは、シンチャオこんにちは。」「ワアー!ワッ!」ビックリ笑顔で答えた。同じ研修生でオトモダチになったのかもしれない。二反田川も国際的になったよう。30分後の帰り道、まだいたので、「何匹釣れた?」伝わらなかったので、「How many?」すると、「10枚ぐらい」だって。どこかで聞いたような専門用語で答えた。「写真撮ってもいい?」すると、釣りを止めて、バケツから先ほどの二倍もありそうなのを取り上げて見せた。顔が隠れるほどの大きさに驚いた。巨大フナ?美味しそうだったが、住宅地を流れる小川と合流するポイント。汚染、の二文字が浮かんだ。二人に何事も起こらなければいいのだが。ともあれ、命育む豊かな2級河川に栄光あれ。

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