廃棄される衣類は年間51万トン。49.6万トンは家庭から。

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新品あるいはまだ着れるのに廃棄!?

新聞だったかネットだったか忘れたが、再利用される衣類はわずか3割だという。よほど着古したものでない限り燃えるゴミに出した記憶はない。くたびれた下着は別だが。新品はもちろんまだ着れるものの再利用については提案がある。

冬を越したイチジクに早くも実が!

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40年ほども前のことになるが、大阪の西成区で活動する司祭のもとで働く知り合いの若者を訪ねたことがある。それ以来、足を運んだことはないが、やはり同地区で活動するある司祭との関わりから「ふるさとの家」(高齢日雇労働者のくつろぎの場)とは未だに繋がっている。

繋がっているというのは、年1,2回着なくなった衣類を送るだけだが。衣類や靴はネットで購入するので、サイズや仕様に外れが出たりする。一目惚れ購入が多いからだが、それでも失敗したと思ったことはない。「ふるさとの家の訪問者たちに分ければいい」からだ。

幸い喜んで受け取ってくださるので年一回のささやかな奉仕活動を続けている。最近は、量販店で千円のバッグに靴下や下着、スニーカーやコーヒーなどを詰めて送ったりもしている。

もう一つある

桜吹雪でお化粧した幼稚園のカメ

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司祭は多くの本を持つ習慣がある。個人的には「一年開かなかった本は処分」と決めている。しかし、本の場合も廃棄したことはない。取って置きの場所を教えたい。やはり、西成区にある「旅路の里」(イエズス会社会司牧センター)だ。ここは、洋書も引き取ってくれる。

自室にあるのは、聖書の注解書と漢和辞典などの辞書類だけ。お陰で、一つの本棚に二段もあれば十分。転勤時に本箱というのが一番かさばるし重たい。身軽さこそが転勤族の生きる知恵。そうは言っても、大きなおもちゃはまだ手放せないでいる。カメラにパソコンだ。

ともあれ、カミガミのない世界を標榜する者として、言いたいことを書いたが、ついでにもうひと言。司祭の皆さんは、研究者ならともかくとして、小教区司祭は本をため込む癖を止めたらいいと思うがいかがだろう。

 

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