冷房問題
昨日は投宿先のゴルジ サンズホテルをベタ誉めしたが、一夜にして裏切られた。冷房の苦手な自分としては一晩中冷やされるのがイヤ。昨夜のカトリックセンターでは冷房なし。天井に設置されたナショナル制の扇風機で十分だったこともあって「スイッチオフ」。しかし、どこにもそれらしいのが見つからない。フロントに電話。それがスッといかない。1時間ほどして再度コール。「さっきもお願いしたのですが…。」「115のお部屋ですね。分かりました。話してみます。」話してみます、に危惧を感じたが、案の定結果は同じ。
問題が知恵を生む
仕方がないのでそのまま就寝、と思って名案が浮かんだ。隣のベッドのかけ布団ならぬ掛けシーツとシーツを剥ぎ取り計3枚の防寒対策。頭も冷えるので「シーツふとん」を頭からかぶってちょうどいい具合になった。南国で暖をとる怪。夜は25度程度なので扇風機で十分なのに、このムダは許せない。冷房のコントロールもままならないというのでは三つ星レベル。「暑い国だから快適に」というオモテナシの気持ちだとは思うがボクに言わせればダイナシ。
つかの間のヤッタ〜
快適に朝を迎えて再び挑戦することに。フロントは諦めて今度は自力でやってみることに。昨日から気になっていた天井近くにある電源盤。勝手に触っていいものか迷ったが、恐る恐る赤いボタンを押すとパカンと勢いよく蓋が開いた。青い6つのスイッチは全てON。右から1つづつOFFにした。4つ目のところでカタンと冷房の駆動音が止まった。「ヤッター!」思わず叫んだ。しかし、トイレ以外、ONに戻してもつかない。全ての室内灯と冷房が1つの電源であると知って再び「ガク!」ヤレヤレ😥
予定変更で正解
そんなやこんなで何のために1日早く来たのか忘れるところだった。今日は1日、野鳥の天国(バードサンクチュアリー)で遊ぶことになっていたのだ。その前に、「起こさないで」の札を外ノブに掛けて持参したミサのキットを取り出した。ホテルを聖化?遅めの朝食を済まして早速申し込みに。近場にもオススメの場所があるという。「運転手付きで1日7000ルピー」で手を打った。45ドルイクラとか言ったのでざっと換算して5000円弱。早速手配してもらった。やって来た車に彼女も同乗したので「一緒に行くの?」と聞いたら、なんと「うちの旦那です」だって。ちゃんとしたホテルなので安全のための同行かと思ったのに。彼の提案で、近場ではなく、2時間ほど行ったところが「ゼッタイオススメ。ま、アンタ次第だけど」というので、ダンナの提案に従った。
手付かずの野鳥天国
2時間のドライブは確かに遠いと感じたが、途中、黄色い椰子のジュースのサービスもあって、何よりも、外の風景や雑然とした街並みを行く人々に飽きることはなかった。何と言っても目的地の広大な湖というよりは沼地の感じの文字通り手付かずの野鳥の天国に目を見張った。あっちにもこっちにも珍鳥だらけ。300ミリは「僕が撮ってあげる」というので貸し出して?正解だった。聞くところによるとフランス語に中国語も話すプロのガイド。道理で野鳥に詳しかった。手動のミラーレンズはここというときが大変。ピンぼけの大量の野鳥を見ることになりそう。2時間ほども歩き回ったがまだまだ。日本人のリピーターも多いらしいとネットで知ったがいつか出直したい。4時前帰還。
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