コレジオ祭

それでも!Blog

オープニングは聖歌とは縁がなさそう。コレジオと聞けば…イタリア語ッポイが?カレッジと聞けばすぐに英語!と反応するはず。もとは同じ言葉。そう、イタリア語。日本語ではなんと訳せばいいのか。後者は、University総合大学に対して単科大学のことと理解しているし、短大のことであったりする。一方、イタリア語のコレジオは教会用語みたいな感じがするが、そのままコレジオで通している。

で、今回のコレジオ祭の会場である福岡コレジオの門札にはこうある。「カトリック長崎教会管区司祭志願院 福岡コレジオ」。で、前置きが長くなったが、コレジオとは司祭志願院のこと。長ったらしいのでそのままコレジオと呼ぶことにしている。具体的に言うと、神学の勉強に入る前の大学レベルの勉強をしている神学生が修業するところ。毎朝のミサを中心に、大学から帰院したらカテケージスやキリシタン史も学んでいる。ここで4年過ごしたら日本カトリック神学院東京キャンパスの哲学科に進学することになる。

その第2回コレジオ祭。長崎コレジオの閉鎖に伴い、当初、2、3人で始まった福岡コレジオの神学生が今年は8人。長崎教会管区の5人の司教と養成担当司祭たちとの2時間あまりの会議の後のコレジオ祭には家族も招かれ、総勢30数名。全員で教会の祈りによる夕の祈りのあと、バンド演奏によるオープニングはBe my babyと紹介されたと思うが、演奏中は終始ビーマイベイベーと聞こえた。そういうこてとはさて置くとして、”神学生”という既成の概念が壊されたことは確かだ。

ともあれ、全員神学校進学を果たしてほしい。

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