タイ巡礼最大の目的である”殉教地でのミサ”配信は残念な結果に

そもそも”タイ巡礼”?

ワット神父さんの教会。信者600人は農家。

ワット神父さんの教会。信者600人は農家。

タイと言えば名だたる仏教国。そんな国へ”巡礼”と聞けば、”美しいお寺参り巡礼?”と誰もが思うに違いない。同じ仏教でも、日本は中国経由の大乗仏教だが、タイは厳しい小乗仏教。日本のお寺と違って、天を衝く塔が美しい。確かに見る価値がある。

ターレの夕映え

ターレの夕映え

しかし、東北最大のターレ大司教区は約5万。カトリック学校をいくつも運営している。そして、逗留地の約100キロ南西の地ソンコーンにはタイ唯一の殉教地があって列福運動が進展中。そこでのミサが今回の主要目的。

東北のカトリックはラオスから

ターレ教区のカテドラルがある町がターレで、約140年前にラオスからの宣教師によって宣教が始まった。ターレの町は人口1万全員カトリック。小神学校もあり、80名の神学生が学んでいる。ちなみに、今回訪問したワット神父さんはターレ出身。司教様も。

カテドラルは、大きな船を正面から見たもので、メコン川を渡ってきたフランス人宣教師が行く手を阻むターレにある大きなノンハン湖を船で渡ってきたことによる。

隣りのチャー神父さんは25,6年前瀬留に来たことがある

隣りのチャー神父さんは25,6年前瀬留に来たことがある

殉教地でのミサ

7人が官憲の手によって殉教した場所

7人が官憲の手によって殉教した場所

列福運動が進められている7人の殉教者は、2人のシスター、主婦と主夫、カテキスタ、16歳の少女、2人の13歳の少年。写真中央はバンコクの牢獄で殉教した司祭。合計8名が近いうち列福されることが期待されている。

ミサの画像ははじめだけ。参加者の一人が動画を撮ったもので、WIFIの接続がうまくいかずライブ配信は断念。聖地からのライブ配信を期待していたが残念。

ワット神父さんの小教区聖堂の後方にある聖家族の絵画

ワット神父さんの小教区聖堂の後方にある聖家族の絵画

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