母校の福岡神学校閉校をまえに感謝のミサ

73年の歴史に幕

21歳から8年間過ごした我が母校サン・スルピス大神学校は、この3月をもって幕を閉じる。九州沖縄の司教団主催による感謝のミサの案内を受けとったのはいつだったか。学び舎が消える。寂寥感大。これは頑張っていかなければ。早朝5時半に車を走らせ、構内の駐車場に車を止めて6時56分の新幹線に乗った。

ボクの腕ほどに細かったカイヅカイブキも大木になって

ボクの腕ほどに細かったカイヅカイブキも大木になって

どうしよう。百円足りない!

総合案内書でバス乗り場を確認して、9時33分に着くという8時52分のバスに乗った。神学校が近づいたころ、ポケットからローマンカラーを取り出して身だしなみを整え、バス賃を確かめた。430円。500円硬貨を両替しようとしたらカランと戻ってきた。「あ、新500円はできません。」運転手さんのつれない返事に焦った。「すみません。どなたか500円を両替してもらえませんか?」後ろを振り返って声をあげた。「百円が一枚しか…」窓際の奥さんが気の毒そうに顔を向けた。すると、「司教さん、ありますあります。どうぞ。」みるとパウロ会の神父さんではないか。「いやー、ありがとうありがとう!パウロ会に100円の借金だね。」

あーよかった!

ミサ後の式典は笑いあり涙あり、そして安堵あり。「…売却という話も聞いていますが…」福岡の司教さんの挨挨に、同席していたスルピス会代表のカナダ人司祭がすかさず。「ノン!」司教さんはもちろん卒業生はじめ参列者一同大きな安堵。「それはそうだ。1万7千坪という広大な敷地と4階建ての校舎はもちろん何よりもたくさんの祈りに満たされた聖堂を人手に渡すはずがない!」何よりも嬉しい「ノン!」だった。

ミサと式典後の記念撮影の直前

ミサと式典後の記念撮影の直前

行きはよいよい帰りも…

新幹線を降りて駐車場に急いだ。丸一日止めていたのでさぞ高いことだろうと覚悟していたが、4000円!なんとあと500円足りない。「すみませーん。現金が足りないのですが―」係員が笑いながら、何やらボタンを押した。中からの声に「すみませーん…」同じことを繰り返した。「新幹線利用はありませんか?」「その新幹線で今帰ってきたところです!」訴えごとでもするように声も上ずってしまった。間もなく現れた人の手には小さな紙切れが。「これが割引券で800円です。」

実は、新幹線を待つ間、コッペパンとカフェオレを買ったのだった。したがって、財布の中身が5千円札から千円札3枚と数百円に変わったいたのだった。考えてみると、乗車前におやつを買うこともなくおとなしく乗車していたら、4000円丸々払うところだった。それがなんと、800円で済んだ!大発見!それにしても、知らないで4000円を払った人は多いのではないか。不思議なからくり。ともあれ、終わり良ければ総て良し。

先月鶴の北帰行に立ち会ったとき目の前に飛んできたモズ。

先月鶴の北帰行に立ち会ったとき目の前に飛んできたモズ。

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