電話で祈る会。おそらくなんだろうと思う人がほとんどかと思う。29年ほど前としか言えないが、「鹿児島教区の事業として相談電話を開設したいが、担当になってもらえないか。」教区事務局からの問い合わせに二つ返事で引き受けた。二年の準備の後にオープンしたのが現在の「鹿児島きぼうの電話」。御受難会福岡黙想の家で始まった「きぼうの電話」の名称とロゴを無償借用させてもらったので、頭に鹿児島がつく。もっとも、本家が今も機能しているかは分からない。
ともあれ、準備期間中に耳にしたのが「電話で祈る会」。「電話で…」ということに反応した。早速、「参考にしたい」と主宰者の神父様にどんなことをするのか聞いてみた。「実際に参加したら分かる」と言われた。「なるほど」と参加してみたのが始まりで今に至っている。ミイラ取りがミイラになった感がないでもない。
ともあれ、現在は8時半だが、当時は9時だったように思う。時間になるとベルが鳴り、全国にいる会員が一斉に受話器を取る。「こんばんわ」の挨拶に始まり、出席者の点呼がなされ、神父様の先唱で詩編が読まれ、聖書の朗読と分かち合いがなされて約30分で終わる。ボクが知った時はすでに始まっていたので、おそらく30年余りの歴史を持つ。サボることが多いが一度もやめたいと思ったことはない。
興味のある方は下記まで。
http://www.jesus-online.jp/hotspot/telepray.html
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