トイレはタイに座布団2枚
「日本とタイの似ているところはどこだと思いますか?」ロー神父さんに聞かれて「はて?」と困惑した。違いについての認識しかなかつたからだ。「トイレの数が多いのときれいなこと。」確かに言える。サービスエリアのトイレは確かにきれいだし、臭わないのは日本以上に清潔感がある。驚いたのは湖のほとりに置かれた粗末な作りの簡易トイレでさえも清潔そのもの。かつて鹿屋のバス停にあったそれとは雲泥の差。まったく臭わずこぎれい。バケツにはしっかり水が用意されていた。家庭でも使用後は小さなオケで水を取って流すのがタイ式水洗トイレ。大きな黒いタンクが我が家?にもある。
OT O P
オトプと読む。 ONE TOWN ONE PRODUCTの頭文字を取ったもので、いわゆる一村一品運動のタイ版。実際、日本から学んだそうで、道路の両脇には地元産の野菜など様々な物産が売られている。黄色のカゴに入ったのは地酒だというので試してみることに。小ぶりのツボなんとセメントでフタがされていて店先で開封が始まった。更に内ブタを取ると米つぶとモミガラ状の物が出てきて驚いた。そのまま車に持ち込んで水を注ぎ、ストローを差し込んで「サア、これで飲めるよ」ワット神父さんに促されて一口吸ってみた。どこかで口にしたような味だ。「タポイ!」一瞬、30数年前北ルソンの山の教会で飲んだ味が蘇った。400円也。
エコオーブン
携帯文化はおそらく日本以上。しかし、電化製品となると日本の比ではない。祝い事にはニワトリの丸焼きが定番。直火て焼くのではない。きれいに処理した上でレモングラスやその他のハーブ類の詰め物をいれて特製の釜で焼く。いつかも紹介したことがあるが再度したみたい。庭先の一角を平らにしたところに30センチほどの青竹を立てニワトリを吊るし素焼きの亀で覆う。枯れ草を被せて点火。何度も草を足して約30分で蒸し焼きの完成。前前回までは、10リットルの空き缶を使用した。この方がこんがりと焦げ目がついて風味があつてよかつたのだか。前のが良かったと言ったら今夜するとのこと。彼らも同じ感想だつたらしい。今夜が楽しみ。
コメント