来日50周年

蝶々のイエス。蝶々は復活の象徴。総長さんのDVDより。50年前といえば1965神学校入学一年後ということになる。すべてが新鮮で、ワクワクしながら長崎からの仲間たち13名の同期生と競うようにラテン語を学んでいたころだ。

同じころ、レデンプトール会と協力して宣教活動に従事けたレデンプトール宣教修道女会の若いシスターが三名、故郷ドイツを離れ、極東日本のここ町鹿児島の地に立った。言葉も通じない新天地でのワクワクドキドキ感はボクの比ではなかったに違いない。

あれから50年。召命の減少と高齢化はいずこも同じ。しかし、総長さんに同行したシスターは若いだけでなく、かかとまでも覆う裾の長た修道服姿。私服の総長さんとは違う修道会かと思カッコよかった。確かめることはしなかったが、14年前鹿児島からウクライナに派遣されたシスターも同行していたので東方典礼のシスターだったと思われる。

ウクライナという国を改めて地図で見た。ポーランドのかつての首都クラクフの東に延びる国で東端はロシアとの、16世紀の終、典礼様式は従来のままでカトリックと一つになったという経緯がある。詳しいことはにわか知識では述べることができないほど複雑だが、いずれにしても、シスターの召命は健在らしかった。

2008年のワールドユースデーだったか、閉会ミサの帰りに出会った二十代かと思われる長い修道服姿のシスターの団体さんのことが思い起こされた。世界的に見るとカトリックはまだまだ健在。そういう意味では、召命減少や高齢化に下ばかり向く必要はない。そんな気持ちになったお祝いだった。

 

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