初めてとなる奄美でのマリアポリ、名付けてマリアポリin奄美。鹿児島では1日マリアポリが毎年のように開催されているが、2日間というのは初めて。
長崎や鹿児島での集いに参加した人たちの「奄美でも是非」という熱心な誘致運動?が実を結んだ。主催者はフォコラーレ(暖炉という意味のイタリア語)。「わたしがあなあがたを愛あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13章34節)を実践しようというもので、一言で言えば、愛の実行運動。第二次大戦後イタリアで始まった。
10数年前、小教区の信者たちと長崎での集いに参加したのが最初。愛の実践にまつわる体験談を聞いたり、分かち合ったりとほのぼのとした集いだったという印象が残っている。なかでも、明るく屈託のない中高生たちの出し物が印象的だった。
今回の参加者は奄美8小教区中7小教区とほぼ全域からというのが嬉しかった。それに遠くは東京からも!正式メンバーをフォコラリーノというが「メンバーになるのが目的ではなくて、信者として愛を生きることが目的」だとはっきりしていて分かりやすい。
洗礼を受けてはいるが教会になじみの薄い人々が「マリアポリに参加して変わった!」という証言が物語るように、この運動には人をホッとさせるものがある。寒い冬に暖炉の前で暖まりながらホッと一息つくような。初夏の奄美でも暖炉効果は抜群。
分かち合いが佳境に入った午後5時半退室して空港へ。聖霊の風は南から。教区を元気にする風が吹いて欲しいと祈りながら帰路についた。さわやかな奄美ミッションだった。
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