2,3日前、たまたま、甲突川で珍鳥発見。形状から見てカモの仲間には間違いないのだが、こんなにも間近で見たことがないので、「どこか北の国から渡ってきたに違いない」と興奮しながら何枚もシャッターを切った。
何とか名前を知りたいと思いながら、他事に紛れて今日になった。ウィキペディアで「カモの仲間」と入力したらあっさり分かった。しかも、日本中どこでも普通に見ることができるカモらしい。少しがっかりしたが、ヒドリガモは漢字で書くと緋鳥鴨と知って、「あれが緋色?」かと命名者の色彩感覚を疑った。
「和名は頭部の羽色を緋色にたとえたことに由来する。緋鳥(ひどり)と呼ばれ、その後ヒドリガモとなった。異名として、赤頭、息長鳥、あかがし、そぞがも、みょうさく、ひとり、あかなどがある」(ウィキペディアより)。「緋色にたとえた」というのも分かりにくい説明だが、「緋色を思わせる色」ということかもしれない。それにしても、こんなにも呼び名が沢山あるのは、これまた憶測だが、「日本中どこでも見られる」ということで、その地方独特の呼び名があるということかも知れない。しかし、みょうさくとなると毛づくろいするときの表情が“みょう作”さんに似ていたからかもしれない。つい、お話の世界に入ってしまいそうな名前ばかりで楽しくなる。
ともあれ、やはり寒い国からやってきた冬場にみられる渡り鳥だと分かった。何枚も撮った甲斐があった。脈絡はないのだが、そんなこともあって、日本野鳥の会にネットで加入した。
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