150キロでのおもてなし
2日間にわたるおもてなしと聞けば、羨ましく思うかもしれないが、最速150キロで飛ばされたらさすがのボクでも、命知らずの若い司祭に腹が立ったりしたのだが、信号のないまっすぐな地方道ではどうやら”平常心”らしかつた。そういえば、ヒヤッとしたことはなかつたナ。
お寺を愛する
2日間で、結局、教会訪問はゼロ。毎日案内されたのは美しいお寺ばかり。確かに美しいのだが、だからといって、境内に入ってアップで見上げなくてもボクには十分。しかし、案内役のロー神父さんはそうではない。「きれいでしょう?」いちいち確かめないと気が済まないだけでなく、「そこに立って下さい。記念に,…」「撮られるのは嫌いたから」と断ったのに撮りたがる。同じカトリックの司祭でもお寺に対する感性の違いは大きい。
50バーツのお布施
なんと言ってもきようのトピックは2つ。まずは、ラオスから上がる日の出。4日目なので初日というには遅すぎるが、30分にわたる天体ショーは圧巻だつた。西の空が白みかけた6時ごろ、ホテルを出て川べりの歩道にでた。ロビーを抜ける時、支配人らしい風格の男性が、テーブルに置かれたいくつもの包みを指しながら何やら問いかけたが、そのまま外にでた。刻々と茜色に染まる辺りの様子に見とれていてふと気がついた。通りの向こうでお坊さんの一行が托鉢中。見るとおおくの人々がロビーで見たのと似たような包みを手にしているで、ピンときた。50と書いてあったのは一包み50バーツだということも正解だった。合理的になるのはどこの世界も同じらしい。
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