60年ダイヤモンド、50年は金、25年は銀。それぞれの年輪に刻まれた主との歩みに乾杯

奄美は確かに大盛況

左から60年50年25年の記念ローソク

左から60年50年25年の記念ローソク

3日の今日はフィリッポとヤコブ殉教記念日。伝統的な信心では初金曜日。日本的な言い方をすれば、十字架上での主の死の月命日。また世の中は憲法記念日。そして、後3日で連休が終わる。そういえば、何パーセントの人々が連休の恩恵に与っているものか。確かに、昨日の奄美空港は、かつて見たことがないほどの混雑ぶりに驚いた。

ディスカウント

人々の中で

人々の中で

一方、司祭館の水漏れ騒動で突然呼び出された水道屋さんたちは予定があったようだったが、卒園生というよしみで3日間をふいにしたようだった。昨日、奄美から帰ると、2日がかりで水漏れの原因を突き止めたそうで、「いったん作業を中止して連休明け明けに来ます」ということだった。「やっぱりそうだったか」と気の毒だったが、嫌な顔一つしないところがさすが白百合幼稚園の卒園生。いくら仕事とはいえありがたかった。しかも、「子どもたちがいない休みの日で不幸中の幸い」という感想にも頭が下がった。こんなふうに何十年たっても幼稚園との絆が保たれているのは嬉しい。ディスカウントされた残りの休みを楽しく過ごせることを祈るばかり。

奉献生活に乾杯

インドネシア人志願者ベネさん

インドネシア人志願者ベネさん

そうそう、シスターたちのお祝いのことを書こうとしたのだった。異国の地で奉献生活60年。正確には54年だそうだが、シスターたちの生活は司祭と違って表に出ることのないいわば地味な生活。しかし、信者の皆さんの中での生活は感謝あるのみだったという言葉には円熟した修道者の穏やかさがあって心に響いた。50周年を迎えたシスターのイエス様との出会いは17歳の時で、25周年のシスターの実家は浄土真宗と聞けば、幼児洗礼のボクには改めで神様の導きの不思議さを思うばかりだった。
ともあれ、そんな三人を祝う踊りや歌が披露された。ドイツ人たちのコーラスと司教さんの”千の風になって”を紹介したい。

一緒に口ずさみたくなった

我らが司教はアーティスト

 

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