空港で思ったこと

秋の潮見初めて利用する国内無料航空券はタッチアンドゴー。カウンターをスキップして直接保安検査場へ。予約に使ったキャッシュカードをかざすだけのスイスイ入場は初めて。ピロンとレジシート?が出たのでホッ!15分前のギリギリ到着でも平気の平左。

そんな、誰にというわけでもないのだが、何だか自慢したいような、誰かに早く教えてやりたいようなチャイルドシート、アいや、チャイルド丸出しで所定の搭乗口に着いてみると何やら混雑状態。見ると、5、6名の車椅子の乗客は養護学校の生徒さんのよう。旅行会社の添乗員も同伴している。修学旅行で、念願の東京スカイツリー見学が実現したのかもしれない。思わず、「イイリョコウニナッタライイネ。」

だが、係員たちは対応に慣れていない模様。後ろの乗客が小さく舌打ちしたのは、「もっとさっさと対応できないものか」と言いたかったにちがいない。

「車椅子の生徒さんたちが団体で搭乗します。」「はいかしこまりました。お待ちしております。」そして、テキパキと手はずを整えて準備万端、のはずではなかったのか。もちろん、タッチアンドゴーのスマートさはないとしてももっとスムーズにいかないものか。住みずらい日本!またも否定的なオモイが発展をはじめた。

何かの番組で観たのだが、電車の中に自転車ごと人が乗り込んでくるのが普通だというドイツのことを思い出したからだ。国土の狭さを考えれば、小さな電車は仕方ないとしても、どんな条件の元でも気持ち良く旅行が出来るような環境整備が不十分。そんな思いはいつもある。天文館にしてもカードが使えない店は普通。WiFiの普及も遅れている。外国人観光客誘致を言いながら…。

話は戻るが、それは、人を限定して考えているからであって、旅行するのは五体満足な人だけ。車椅子の人は例外。だから、車椅子ごと機内に乗り込んでそれがそのまま自分の席になるようにはできていない。一般乗客と同じ椅子に乗り換えないといけない。長時間のフライトは居心地が悪いに違いない。あ、これは飛行機を作る人たちに物申すべきことだった。電車と飛行機を同等に考えるにはやはり無理があるかも。

ともあれ、どんな条件であろうと気兼ねなく旅行できることが保証されて本当の福祉国家tではないのか。自転車の話し一つとってみても日本では夢のまた夢?

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