ISIS(Islamic State in Iraq and al-Sham)。イラクを中心に活動する過激派集団イスラム国。この名は新聞等ですでに知られているが、もちろん、世界から承認されている国ではなくイスラム過激派武装集団。
MEの仲間から、祈りの要請のメールが届いた。次は、現地で働く宣教師からの報告。
それによると、イスラム国のメンバーが信者の家々を回って子供たちに信仰を捨てるように強要し、拒んだ子供たちは全員家族の目の前で殺害されているという。国連職員は撤退したが宣教師たちは、残された家族のために、たとえ死ぬことになっても離れないことにしているという。
目の前でわが子を殺害された家族にどんな慰めの手を伸べればいいものか見当すらつかないが、そんな厳しい状況の中で、神様の声となり手となるように神様が呼ばれているに違いないので、自分の召命を全うするだけの勇気を持てるように祈ってほしい。そして、まさに殉教した子供たちのように、自分もその時が来たら殉教者となれるように祈ってほしい。
ISISの目標は集団改宗かさもなければ死かのどちらかだという。イラク北部というからクルド人キリスト者かと思われるが、この記事を読んだ人は、できればロザリオ(苦しみの神秘)一環、それが無理なら、一連あるいはアベマリア3回を捧げてほしい。意向は、“イラク北部のキリスト信者が、一日も早くISISの非情な手から解放されるように”。祈りの編みで包もう。
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