久しぶりに甲突河畔を散歩した。水量が増していた。水量が増していなくなるのが水鳥たち。先週の稲荷川も、満潮の上に数日前の大雨のせいで上流までかなりの水量だった。お目当てのゴイサギどころか、足の長いアオサギやコサギも皆無。今日はアヒルやカモが数羽。
何よりも水量の増したのを喜んでいたのは中学生たち。最近できた堰1メートルほどの深さ。それでも、追っかけっこをしたり水を掛け合ったりと十分楽しんでいるようだった。しかし、正直なところ、「キタナーイ!」もっとも、水は意外と澄んでいたものの、少し上流では、二羽のアヒルと一羽のカモが。広い遊び場を少年たちに占領されて少し詰まらななさそうなのが印象的、それよりも、アヒルたちは少年たちよりやはり下流でないと…。
ふと子供の頃が蘇った。それほど大きな川でもなかったのだが、学校にプールのなかった時代のたちにとっては十分楽しめるだけの水量があり、とくにカーブになったところは水が青味をおびて深かった。当時の川の水は、今日の川とは比較にならないほど澄んでいた。アヒルはいなかったが。
帰りしな、大きな交差点のロータリーの花壇にシャワーをしている人に出会った。花には霧状にかけたほうがいいのだという。黄色い花たちがいかにも気持ちよさそうだった。それに引き換え、聖書の植物の花たちは可哀そう。昨日の夕方、久しぶりにたっぷりかけてやったのだが、かなり強めのシャワーにびっくりしてのけぞっていた。今後気を付けよう。今日は水との出会いだった。
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