聖地で再会
ワット神父さんがミサから帰るや否や「行くよ」と促されて出かけた目的地は1人のカテキスタに2人のシスター、1人の主婦と2人の少女が殉教したメコン川沿いのタイ唯一の聖地ソンコーン。主任司祭が25年前奄美に来たことのあるチュン神父さんということもあって訪ねることに。2時間ほどのドライブとあって、運転は弟のティアさん。20数年前、吉野幼稚園の先生一行をバンコクまでトヨタのピックアップで迎えに来てくれたときも彼だった。五十代半ばのいいおじさんになっていて懐かしかった。
いつでもリジェンシー
ところで、2年前司祭叙階25年を祝ったというチュン神父さんもいい年を重ねたようで穏やかな慈父の雰囲気。久しぶりの再会をリジェンシー(タイブランデー)で乾杯。そういえば、14日の日曜日に訪問した大司教さんにしても、運転と分かっていようが全く構うことなくふるまう。「交通法規を守らない人が多いので事故が多い」というワット神父さんにしても全く人ごと。
ここだけの話
帰りはワット神父さんの義理の母上宅でシャワーと午睡。軽い夕食をご馳走になった。帰りの車の中で娘のヨーエイさんについて尋ねた。というのも、やはり20年ほど前、故郷瀬留の教会にいた頃、中高生と来た時の中学生だったからだ。カトリック学校で英語の先生だとは聞いていたのだが、少し立ち入ったことを聞いた。「彼女は結婚しないのか。」「結婚しているよ。」「でも、ダンナを見なかったね。」「いたじゃない。一緒に喋ったあの男だよ!」「えーっ!」思わず絶句した。白髪頭の銀行員がダンナだったとは!最初に迎えに出た60代?の女性が神父さんの義理の母親で白髪頭がムコ殿だったとは!神父さんは大家族だけに複雑さも人一倍。ここだけの話だが。
至福の朝
ともあれ、今朝も神父さんは4時半起床で早朝ミサに。こちらは6時起床でシャワーとミサ。どういうわけか、7時には朝食を持ってくるチュムさんが現れなかった。魚のスープは絶品なのに少し残念。バナナとミカンですます。野鳥たちが最も活発に動くのは8時前後のよう。コーヒー片手に180度に開けたベランダの安楽椅子で野鳥観察をしたりブログを書いたり至福のひと時だ。
*写真が取り込めなので文字だけです。
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