全会一致の問題
県民を代表する議員さんたち全員が「ダメだ!」と排斥したのに、文字通り孤軍奮闘の末、本家県民の大半の支持を獲得して、めでたく復職。予期しない展開に、議員のみなさんの驚きはいかばかりだったか。「ほーら観ろ!」孤独の高笑い?にもなんとなくさみしいものを感じるが。
海の向こうでも
脈絡はないのだが、どこかの大統領と重なった。こちらも接戦が報じられたにもかかわらず圧勝。テレビのコメンテーターになったつもりで言わせてもらうと、接戦が報じられていたころボクは人工妊娠中絶を声高に主張する候補者に嫌気がさしていた。そして、「負ける」と思った。
現職大統領はカトリック信者だと聞いたが、ナゼ教育的?指導をしなかったのか。アメリカのカトリック信者は中絶反対のはずでは?それに、あちらは福音派が主流。中絶絶対反対。生活のこともあるがこれも反対だったのでは?
市民の目線
どちらのケースも共通しているのは、代表者たちが市民の本音を知らなかったことではないか。政争に明け暮れる代表者たちと日常生活の荒波に翻弄される生活者たちの目線の違いが決定的だった。
シノドスは続く
第二会期も終了したが、教会は本来「主と共に」を呼びかけるものだから、会期後も「主と共に歩む、人々と共に歩む旅」は続く。前述の2例は他人事ではない。教皇は誰よりのそのことを憂慮している。
独走態勢の旅は終わった
映像でしか見たことはないのだが、先頭に立つ牧者の手足となって、前になり後ろになりして羊を散らさないように励ます牧羊犬の教会になれるのか。司祭は、信者はどう生きればいいか問われている。
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