タイからの最後のブログはフライトまでのたっぷりの待ち時間の有効活用のつもりだったが

ハラ一杯

この手のハラ一杯はいかがなものか

この手のハラ一杯はいかがなものか

タイを去るにあたり何が一番印象に残っているかと聞かれたら、第1の目的だった野鳥撮影。綺麗な小鳥たちに沢山出会った。帰ってから一つづつ名前を特定して特徴となることがらを整理することにしたい。そして絵はがきにしたい。2番目はミサのことを書いた時、忘れたことだが、大司教さんも評価しておられたように、お祈りにしても聖歌にしても元気がいいこと。島の方言だつたか、「ハラ一杯歌う」という言い方をすることがあるが、まさにそう。単に、声が大きいというだけでく、やはり「ハラ一杯!」がピッタリくる。それはそうと、ボクとしては、所期の目的を達してハラ一杯楽しめた。

発展ミサ談議

タイのミケランジェロ隣室には仏像の軍団

タイのミケランジェロ隣室には仏像の軍団

話を戻そう。一般的に言って、日本では、聖堂一杯こだまするのは聖歌隊であって、歌っていないわけではないが会衆席は大人しい。はっきり言って元気がないというか覇気がない。誤解を覚悟で言えばノリが悪い。「ミサは祭りではない」と反論が来そうだが、大人しい日本のミサをどう理解すればいいのか、あの元気なミサを体験した者としては悩んでしまう。そうではなく、聖歌そのもののノリが悪いのかもしれない。韓国籍の司祭たちを神学生時代からお世話してくださった教区の恩人フィリポさんが、「典礼聖歌では元気が出ない」と言われたことが思い出された。そういえば、「典礼聖歌は御詠歌」という評価を聞いたこともある。個人的にはしんみりとして味わい深い曲が多いのだが。タイのミサの感想を書いているうちに深入りしてしまった。

中国の力

バンコク中心街中国の力がここかしこ

バンコク中心街中国の力がここかしこ

6日間過ごしたナコンパノムは4年前とあまり変わり映えがしなかった。舗装は幹線道路だけに限られ、村の中に入ると車一台分の広さで相変わらずの赤土で未舗装。それでも、家々にはピックアップの車が目につき、巨大な米の貯蔵所が建てられ、広大な土地には太陽光発電所が設置されて確実に近代化?が進んでいた。「50年しても新幹線は走らない」と自嘲的に笑ったワット神父さんの親戚の銀行家の言葉は「なるほどそんな見方をしているのか」と驚いたが、今日見たバンコクでの中国資本による巨大な鉄道プロジェクトを目にする限り、意外と早いのではないかと思った。

学校にも中国パワー

この鳥たちも中国から?まさか

この鳥たちも中国から?まさか

お昼前バンコクに移動し、ターレ大司教区のシャン神父さんの学校でシャワーと午睡。6時過ぎ夕食へ。今回も前回同様OISHIへ。日本食レストランとなつているが経営者はおそらく、日本人ではない。未使用テーブルのグラスが伏せてなくて立てたまま。綺麗好きな日本人ならするはずがない。それに寿司もホンモノとは思えない。店員さんの愛想も余り良くない。それはどうでもいいとして、味付けは確かにOISHIかった。大関の熱燗もホンモノだったが、2人の印象は「中国人ではないか。」中国といえば、シャン神父さんの学校にも中国からの留学生いて、交換留学制度が実施されているという。去る12月に、2人とも北京に行ってきたらしい。

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