中休み散歩
会議の中休み。と言っても司教総会が順調な議事進行で1日早く終わっただけだが、この後、土日とMEの代表者会議があるので僕には骨休み。草花たちをゆっくり観察したくて、お昼の後、夢の島公園へ。冬場は船溜りにいたたくさんのカモたちがどこに移動したのか一羽も見当たらない。その代わり、向こうの方からはウミネコたちの甲高い鳴き声が聞こえてくる。
ヤマモモとお爺さん
船溜り側から緑地帯に歩を進めると真っ赤な実が落ちていた。ヤマモモだ。「これは何の実かね。」写真を撮ろうとして木を見上げたら突然声をかけられた。散歩の途中らしいおじいさんが後ろに立っておられた。「ヤマモモです。あ、僕は九州の人間だからヤマモモですが…」「イヤ、聞いたことがある。これがそうかい」に始まって、千葉県の柏の出身であること、子供の頃松の木にかけられた巣からカラスの雛を捕まえたこと、モグラを捕まえたことなどなど、なかなか行かしてもらえなかった。別れたすぐ後では、今さっき会ったバイクのおじさんと話が弾んでいるようだった。この人にとっては散歩のお楽しみの一つがこうした出会いなのかもしれない。
ネジバナのこと
鮮やかなピンクのネジバナがあちこちで満開。そういえば、このネジバナという名称、茎がねじれているからというのが由来らしいが、そのまんまなのが何となく気の毒で、もっと気の利いたネーミングができなかったものかといつも思う。大勢のムクドリたちに遭遇したり楽しい散歩ではあったが、気になること2題。
アイドリングは悪
1つは、公園内の植え込みの剪定。青々と伸びる若枝が強力な電動バリカンで無造作に刈り取られていくのはなんだか痛ましかった。せめて一夏過ごさせてからでも遅くないのにと思った。気になった二つ目は、この間もいた何台ものアイドリング車。前回は◯◯幼稚園のバスがいたが、今回は習慣病予防ナントカ車と書かれた大型バスが。他に乗用車や大型トラックが数台。
環境汚染と習慣病が直接関係するというのではないにしても、幼稚園にしろ医療関係にしろ、人間の命に関わる分野なので、たとえドライバーであっても、もっと敏感であってほしい。夢の島公園が大気汚染では話にならない。アイドリングは自然を汚す悪という認識が必要。
なんだか物申す中休み散歩になった。
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