食べるを愉しむ

韓式食文化鹿児島教区の恩人フィリッポさん宅訪問の目的は二つ。一つは、今月31日(日)のためにベネディクトから送られた助祭叙階式式文のハングル読みの練習。前もってカタカナで読めるようにしてもらっていたもので、このやり方は、息子さんの結婚式以来二回目。

ボクが司式するのは叙階式文の部分だけで、ミサと説教は地元の司教様にお願いすることになっている。そのお願いの手紙を訳してもらったのでそれも受け取ることに。もう一つは、神学生たちの世話係をお願いしているのでソウルに来たら出来るだけ顔を出すことにしているから。

お昼は漢江(ハンガン)の上流を堰き止めてできた巨大ダムの畔で鰻の蒲焼。と言っても日本の蒲焼とはボリュームといい食べ方といい全く異なる。日本ウナギよりも小ぶりながら(30センチ?)1人1匹という超豪華版。歯ごたえがよく芳ばしい。ご飯に乗せてたタレをかけるのでなく、大きなシソの葉とレタスを重ね、テーブル一杯に並べられたキムチや様々な具と一緒に乗せて包み、タレに付けて食べる。

日本のウナ丼やウナ重も美味しいが長い時間待たされて10分で終わるのも稀ではない。食事を楽しむ文化という点から見たら韓国の比ではない。延々1時間あまりも食べ続けたのだから。

3時過ぎにお開きとなったので夕食は8時。数年間日本で過ごした旧知のご婦人2人も加わっての賑やかな会食となった。以上、11日。

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