助祭・司祭候補者認定式に臨んだ田代神学生は弱冠24歳の若武者

認定式

中学一年生から大学卒業するまでの10年間、ひたすら神学生としての青春を過ごしてきた。そして、東京キャンパスでの2年間の哲学科を修了して4月からは福岡キャンパスでの神学課程に進学し、信仰の森の奥深さに分け入ることになる。スータンに身を固め、背筋をピンと伸ばして最前列に座っている彼の周りには凛とした空気が広がり、一家を背負って立つことを嘱望された若侍の風格。イエス様にまっすぐつながる司祭になってほしい。

こども食堂開設へ

ミサ後、階下のホールでこども食堂開設に向けてのキャンペーンがなされ、山口神父さんが熱く語った。日本中で広がるこども食堂。先週の日韓司教交流準備会で、こどもの貧困の話をしたら、「日本は韓国よりも豊かなのに!」と信じられない様子が印象的だった。「子供の貧困」数年前耳にしたときは、まったくの新語に同じ感想をもったのだ。しかし、「こども食堂を開設したい」と司祭から聞いたときは驚いたが正直嬉しかった。

社会につながる第二弾

それというのも、今年はきぼうの電話開設から30年だという。少し間が空きすぎたかもしてないが、こども食堂開設は教会が社会につながる第2弾となるからだ。山口神父さんとしては、糸永司教さんが帰天され、司教館が空き家になったことで思いついたらしい。先ずは調理する人の確保が決め手となる。多くのボランティアも当然必要。紫原、鴨池の小教区でも呼びかけたらしい。ぜひとも実現できるよう祈りたい。

神様のアスリート*お詫び:昨日違う音声をアップしました。

 

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