Xmas枕崎ミッション

十字架と駅舎 - 枕崎の町は小高い丘の上に立つ教会を頂点とした末広がり。昨年だったか新装なった駅舎も感じがいい。親友夫婦を枕崎教会でのクリスマスミサに招待。年に一度か二度2泊3日の小旅行に出かける仲良し夫婦ということもあって快諾。駅前のしゃれたホテルも抑えてくれた。

枕崎でクリスマスをお祝いするのも初めてなら二人を誘ったのも初めて。二人にとってミサは初めてではないが、ボクの招きに応えてくれたのが嬉しかった。

帰省中の神学生を同伴して昨日午後3:30、二人の車で枕崎へ。予定通り1時間半で到着。名物船人(ふなど)飯で軽い夕食。カツオのたたきを1センチ角に刻んだものをミソやワサビなどいくつかの具と共にご飯の上に乗せ、沸騰したつゆをかけて食べる。故郷奄美の鶏飯にも似ている。あっさりして美味しかった。

ホテルから教会は徒歩でものの数分。定刻の7時、聖堂の灯りが消され、“しずけき“とともに入堂。祭壇に上がってみると信者席がほぼ埋まっていることに驚いた。地元12,3名?、加世田5名?、指宿2名、そして信者ではないが、かつての幼稚園のお母さんたちで作る海の星合唱団の皆さんが10名?。他の皆さんも加えて40名ほど。

ミサ後は3曲が披露された。そして、パーティーにプレゼント交換。夏のアジアンユースデーで教皇フランシスコから頂いたケース入りのロザリオを4人分持参。2個は図らずも親友夫婦の手元に。1個は記念に残し、1個は信者と交換。大いに喜ばれた。

明けての今日は9時にホテルを退出して、明治時代から続くという焼酎白波本舗、その名も明治蔵見学のあと指宿へ。目的は2つ。たまて箱温泉とお昼のソーメン流し。前方には海の向こうに大隅半島、右手には開聞岳の秀麗な姿を一望できる大きな露天風呂。パノラミックな景観に程よい湯加減。なるほど、日本一の評価を得ているだけのことはある。至福のひと時を堪能した。

親友夫婦同行のクリスマス枕崎ミッションは神学生も交えた幼子からの素敵な贈り物。で、帰館後は教会の祈りと共に二人で感謝の祭儀。神の子の誕生を祝った翌日の今日は石打ちに会って壮絶な殉教を遂げたステファノの天国凱旋の祝日。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」(使徒7.60)。

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