手作り聖堂22年ぶりにささげた主日のミサに20数名

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不動の手作り聖堂

素朴でも丈夫、教会の真の姿

素朴でも丈夫、教会の真の姿

関東関西からいとこたちが初めて集まった。「12年の司教職の労をねぎらう」という触れ込みでも、ねぎらってもらうほどの「労」の実感もないまま、それでも数十年ぶりの再会を喜び合った。そして、明けての昨日24日は大勝教会での主日のミサ。22年前、叔父を棟梁に気心の知れた信徒2人の合計3人だけで、しかも本職ではないいわゆる素人が建てた聖堂。これまでいくつかの台風にさらされながらビクともしない安泰ぶり。しかも、補修も一切必要としない無傷の22年を誇る。かつて、職業科の教師を務めたこともあって建築の心得があったとはいえ、こんなにも頑丈な聖堂を建てたことに驚く。頑固一徹の伯父で、台風への備えを危ぶむ周りの声にも耳を貸さず初志を貫いた。結果は上述の通りだ。御父のもとで、生前の労作を目を細めながら眺めているに違いない。

大勝教会ミサ説教音声

自然観察の森

故郷の海は澄み森は常緑樹に覆われ

故郷の海は澄み森は常緑樹に覆われ

ミサ後、姪の愛車を駆って野鳥の撮影に向かったものの奄美の固有種アカヒゲの美しい音色を楽しむ会となった。森のあちこちから聞こえてくるものの、なかなか姿を見せてはくれない。灌木の茂みで鳴くものだと思っていたが、意外と、高い木の間を飛び交っているようだった。一瞬赤い個体を目にしたもののすばしこくて見失った。写真に収めるのは無理だと諦めてさえずりを楽しむことに。最初のはっきりしたさえずりはどの鳥か識別できないが、遠くから聞こえる澄んだ声がアカヒゲ。カエルの声もあるが、姿に似合わずしゃがれ声のルリカケスにはガッカリする。ほかの声に気が引けたのかそれまでギャーギャーとうるさかった声がいつの間にか途絶えた。帰りしな電線に止まっているサシバ(だと思う)が撮れた。

渡り損ねた?サシバin奄美

渡り損ねた?サシバin奄美

野鳥の声

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