寒中お見舞い

残り雪。この寒さで、葉書投函以外は引きこもり状態。洗濯もため込んでいるので、日がさしても屋上に出ることもない。司祭大会中止で手持無沙汰二日目の今朝、朝礼後、二紙を読破して事務所を出ようとした時、ふと屋上の植物たちが気になった。部屋をパスして、そのまま屋上に直行しての寒中見舞い。毛糸の帽子にもかかわらず、刺すような寒さが頭皮にも伝わった。

お御堂の屋根の雪もほぼ解けてしまっているのに、放置されたご用済みの小さな鉢にはしっかり残っていた。それよりも気なっていた寒さに弱いタイ生まれのドラゴンフルーツと7,8年前に貰い受けた出生国不明の南国の木コーヒーの鉢のミニハウスが無傷でホッとした。中をのぞくと、さすがに、このところの氷点下の極寒には限界の様相で、生気を失った黄色がかった幹のドラゴンフルーツの必死に頑張っている姿に心が痛んだ。隣のコーヒーはと見ると、霜焼けすることもなく緑の葉を健気に守っていてこれまたホッ聖母と落葉したアーモンドとオリーブの木。とした。ミンナガンバレ!

こうなると、聖書の植物の庭のジュウミンたちも気になりだした。5℃の外気は、早朝の3℃よりはましになったとはいえ、ボクには全く変わりなく冷たい。やはり、勢いよく開いていたダリヤもすっかり意気消沈。中でも夏に大きな花を咲かせるつる科植物のクレマチスは悲惨。黒こげ状態。あの細い幹は果たして大丈夫か案じられる。小ぶりのバラたちは傷ついた花びらを精いっぱい開いてけなげ。

そんな中で凛と立つ聖母像と氷点下どこ吹く風と緑の葉を茂らせているオリーブの木が印象的だ。1枚の葉も残さない枯れ木状態のアーモンドの細い枝先には米粒ほどのつぶつぶが沢山ついている。聖地イスラエルで、春先に一番早く花を咲かせるのがアーモンドだというからきっと花芽に違いない。気のせいかもしれないが、見るたびに丸みを増しているような感じがする。

どこからやってきたのか、いつの間にか、2羽のメジロがオリーブの中をせわしげに飛び交っていたが、カメラを向けると、チチッと甲高い鳴き声を上げながら向かいのザビエル公園の方に飛び立った。小鳥がやってきて巣を作る(マタイ13.32)までにはなっていないとしても、数年前のただの草原からは想像もつかない。小鳥の楽園になってほしいのだナツメヤシ(中央左)もずいぶん大きくなった。が。

大雪でかなり荒れた感じのそんな庭も、もうすぐ生まれ変わる。教会を訪れる人が多くなってきているが、記念撮影のスポットになることも期待される。小鳥たちが歓迎する様は想像するだに心が躍る。

ちなみに、木のベンチは、元司教館裏手の道路拡張に伴い伐採されたクスノキ。その先の、小ぶりの青い葉はナツメヤシ。その先の二本はカラシダネ。右手に出ている細い枝はモッコウバラ。これも、まもなくアーチ状にセットされる。ここ一帯にはチチコグサ、ハハコグサが群生している。地味だが愛らしい。

皆様にも、寒中お見舞い申し上げます。

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