相手のいいところだけを見ようとすることは人と人の関わりだけでなく国同士の場合も平和の秘訣かと

和をもって…

閉会ミサに以前にも書いたことであるが、鹿児島には諸宗教懇和会というのがある。こんわかいと辞書を引くと100%懇話会と出る。しかし、鹿児島の場合、5団体の合意は話合いではなく和を目指すというもの。話し合いは必ずしも平和を保証しないからだ。話し合いではなく、一緒にやれるところで一緒に行動を起こす。だから、災害などの募金をするときはそれぞれの正装で立つことにしている。いろいろの宗教が違っても平和を願う心は1つであることを視覚的にも訴えるためだ。

環境後進国日本(1)?

バイクシェアリング発祥の地らしいスマホでスイスイ

バイクシェアリング発祥の地らしい スマホでスイスイ

ところで、話が逸れたが、この度の中国体験で分かったことは、メディアによる中国についての情報がいかに片手落ちかということ。超大国だけに隅々まで均等に報じることはできないとしても、もう少しきめ細かい報道はできないものか。鹿児島でも最近普通に見かける自転車シェアリング発祥の地が中国だということはここにきて知った。発祥の地であるだけにスマート。信号待ちの車窓からみていると、スマホ片手の若者が十数台並んだ自転車に近づき、そのうちの1台に手元のスマホをかざして乗って行った。聞けば、買い物もスマホで済ますのだという。お財布携帯というものらしい。ポケットから小銭をジャラジャラ取り出したりするのは想像するだにダサい。

環境後進国日本(2)?

歩道上でも気軽に充電

歩道上でも気軽に充電

もう1つある。電池式バイクのこともすでに書いたが、あれ以来、気をつけて見ていると街をいくバイクは大小を問わずどれも無音。その代わりクラクションは日本よりはるかに多いが、絶えられないほどの騒音ではない。むしろ、騒音とともに排気ガスを盛大に振りまく日本のミニバイクはダサい。中国の空気汚染の報道ばかりが目立つが、環境問題に関しても日本がすでに中国の後塵を拝している後進国なのではないか。

兄弟姉妹だから

左中国のMEカップル右エドモンド神父さん

左中国のMEカップル右エドモンド神父さん

もう1つある。教会のこと。日本で思っていた重苦しい感じの教会。それも幻影に過ぎないことを実感した。中国MEと一週間生活をともにして感じたことはその熱心さとともに、キリストの教会は1つ。今後も、交流していきたいという思いが募った。いや、また会いたい。兄弟姉妹だから。現地からの最終レポート、完。

 

 

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