泣く子が黙る
泣く子も黙る怖い話ではない。この㋃あれほど泣いていたK君のことだ。「ママ、ママ~おぎゃーおぎゃー」誰があやしても効果はなく、「のどがどうかなりはしないか」と思うほどに、しかも赤ちゃん泣きだったK君。「あんな小さな子を親から強引にはなすのはいかがなものか。」人格障害でも引き起こすことになりはしないかと危惧されたほどだった。今週のはじめだったか、登園したばかりのK君が先生に促され、一人でトコトコ職員室に入ってきた。そして、目の前にやってきて「エンチョウセンセイおはようございます」とあいさつしたのだ。最近ではすっかりクラスに溶け込んでいるK君の成長ぶりを喜んでいたのだが、キチンと挨拶ができるまでになっていたとは!周りの者にとってはアッという間でも、本人にとっては苦難の長い日々だったに違いない。文字通り、「自分を捨て自分の十字架を背負って」登園していたに違いないのだ。今朝のミサの福音は身につまされた。
幼稚園夏季学校
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