久しぶりの国分教会訪問は献堂式。献堂式は三回目。種子島に赴任した1978年の翌年だったか、小さな中種教会献堂式が一回目。前任司祭がおぜん立てしたものを引き継いだだけだが、初めてのこととはいえ、今思えばいろいろと不備ばかりが思い起こされる。二回目は20年ほど後の大勝教会。この時も、手続きセンスゼロのボクのすることだから、司教様への届け無しに着工したため、発覚?後工事が中断したり、世話役の信徒とまずいことになったり、献堂式当日は当日で司教様への礼を失することばかりで、思い出しただけでも冷や汗ものだ。今だから笑って済ませるが、若い司祭たちに説教する資格はない。
今回が三回目とはいえ、献堂式を司式するのは初めて。指示通り動けばいいので気楽なものだった。いつも思うことだが、式長や主任司祭、典礼担当の皆さんの緊張と気苦労。
晴天に恵まれたことは幸いだった。お蔭で、園庭でのパーティーは文字通りのオープンスペースで解放感にあふれ、フランスレストランのシェフによるセッティングは満足度大。ご臨席された市長さんのお話だと、教会が位置するところは、市のど真ん中だそうで再開発の対象にもなっているという。教会が市の中心のランドマークになればいいと思った。確かに、外観はそれにふさわしい可愛く瀟洒な仕上がりになっている。
北は出水、南は指宿、お隣都城からも約250名もの信徒司祭で溢れた。いつくしみの聖年にふさわしい共同体に成長していって欲しい。
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