「カトリック琉球ミッションー宣教師たちの手紙」も佳境

1954年まで読み進んで半分とチョット

1954年と言えばボクが12才、6年生の頃だ。奄美の日本復帰が昭和28年なのでその翌年のことになる。日本復帰によって奄美と沖縄が分離されことで、沖縄を中心に展開していた宣教に支障を来したことが記されていて興味深い。これまで自由に往来が可能だった沖縄と奄美が米国と日本の関係に変り、物のやり取りにも関税が課されるようになった。そのことで、神父様たちが大いに困惑している様子が綴られている。

沖縄から奄美にジープを送ったが高額の税金をかけられて支払いができずジープが税関に留め置かれたままになっていること。沖縄に送り返すにも、どんな難題に直面するかも分らない。一体どうしたものか。提灯行列をして島を上げて喜びを爆発させた日本復帰がこんな事態を招いていたとは!何よりも隣村のミサの侍者として同乗したジープにこんな秘話が込められていたとは!モノカラーが天然色に変わり、昔話がいよいよ佳境に。(続く)

休みの土曜日でも預かりの子どもたちがやってくる。天気がいいので外でおやつ。

 

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