昨晩、遅い新幹線でベトナム人鹿児島教区司祭アンが来た。住人総出で遅い歓迎会。ベトナム政府は共産主義。カトリックへの妨害行為は日常茶飯。特に外国帰りへの監視は厳しい。帰国休暇中のティエン司祭の祝賀会も監視付き。ミサの司式も一人ではダメ。ミサ中の説教も禁止。「自由な国の空気を吸ったモンは何を言い出すか分ったもんじゃじゃない」から？

そんなわけで、フィリッピンで勉強したアンの母国での気の使いようはハンパじゃなかった。当局から尾行されはしないか。故郷の田舎よりは大都会のサイゴンが身を隠すには有利。行ったり来たりで気が休まらなかったという。気の休まる所が母国なはずなのに！ソンナコンナデ就寝は1時を回った。

当然早朝のランはおやすみ。そのためか、疲労感もなく、珍しく、秋に開催の「アジア宣教大会」に向けてのお勉強に専念できた。目的は四つ。

①イエス・キリストへの信仰の喜びと熱意を分かち合う。例えば、・アジアの言語、歌、物語、芸術、音楽、シンボルや建築様式などで信仰を表現する。などなど。②生活の場での証によるアジアらしい宣教のやり方を祝う。例えば、・紛争地域で、イエスによる和解の体験を分かち合う。などなど。③（長ったらしいので省略）④宣教を活気づかせるための優先課題をもうける。例えば、・個人、家庭、社会におけるイエス・キリストのアジア的側面を明らかにする。

①はともかく、他はピンと来ない言い回しでストレスがたまった。直接お勉強したい方は下記まで。添付のロゴは無断使用なので叱られるかも・・・。http://www.fabc.org/asian_mission_congress/amcProgram.html