連日の特訓？が続く。日中の日差しは幾分和らいできたとはいえ、蒸し暑さはかなりのもの。そんな中で、予行練習のときの反省をもとに、イマイチの組体操のトックンが繰り返された。

小学校に上がる前から姉たちに連れられてみかん山を征服、つまりみかんドロボー、したりと野生児だったボクには、こうしたトックンはハタから見ていても大変そう。たくましく成長して欲しい。

午後４:００。準備に駆り出された父母たちが三々五々。たちまち、運動会のムードが高まった。６:００になっても解散の気配がない。これでは、走りにも行けやしない。走りと言えば、三日目にして３キロのコースがあることに気がつき、久しぶりに十キロを走った。

２０数年前に出来た巨大な飼料工場群。そのプロジェクトに伴って造成された広大な緑地帯。緑の中を抜け、工場との間にできた一キロあまりの掘割沿いの歩道を行くと「スタート/ゴール」の白い文字がくっきり。一周３キロ。

信号なく、排気ガスなく理想的なコースだ。散歩の人、軽く走る人。人気のコースだという。「お疲れ様」は二人連れの奥さんたち。「おっスー」は高校生たち。思わず顔と顔とが微笑む。鹿児島とは違う人柄の通う志布志コース。時々来てもいいなあ。

６：３０。ようやく、「お疲れ様でした」の主任先生の声。「ホラ、もう帰るよ」遊び足りない子ども達をせかすお母さんたち。明日の弁当つくりが気になっているに違いない。早朝に少し雨。日中曇り。そんな理想的な天気であって欲しい。