あれやこれやでタイムスリップ
今日は一日、まさに、あれやこれやで過ぎた感じだ。マニラでのセミナー参加のフライトが決まったのを受けて、動きが一段とせわしくなってきた。しかも、昼前だったか、参加者が一人増えたとの連絡。
さっそくチケット会社に連絡。これで一行5名。帰国後の動きが楽しみだ。昨年の司教レベルの集いも、蓋を開けてみれば何のことはない、リーダーたちと司教たちの集いだった。現場を離れた者が一人だけで行くのはあまり意味がない。しかし、今回は違う。
ともあれ、きょうの現実的な収穫?は、マイクロソフト・オフィス2000のソフトが見つかったことだ。ワードパッドは簡単な文章作成には便利だが、とくにブログの下書きはもってこいでも、はがき作成はできない。これではがき作成も楽々。「はがき道」という言葉を聞いたことがあるが、それほど高尚なことではなくても、はがきはよく書く。書くといっても写真を貼り付けて、はがき半分だけの文章。ほとんどがお礼状や返事だが。
ともあれ、お陰で、長いこと気が乗らなかった韓国の金神学生とフィリピンの山岳地帯で働く司祭サンミにも手紙を書く気力が湧いた。二月だったか三月だったかの手紙ではもう17年になると書いてあった。あの時、長い間支援してきた写真の神学生が司祭になるというので、信者たちが丹精込めた手作りのストーラをお土産に持って叙階式に行ったっけ。標高1500mの山の小学校の校庭だった。
その8年前に一週間ほど過ごしたパリーナという150世帯全部がカトリックという部族の村だ。第二次大戦で日本軍が撤退したときのルートだった。やはりつらい歴史を秘めている。「日本人、しかも司祭が来た」というので夜遅くまでランプを囲み、日本兵のことや日本のことなどたくさんのことを話したり聞かれたりしたことが懐かしい。もう、25年も前のことになる。そういえば、サンミも、もうかれこれ43,4歳になるかもしれない。彼を一度鹿児島に招待したいと思った。
今日のランでやっと本来の距離に戻れたので、完全復調宣言。野口みずきは気の毒。
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