2008/06/12
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コンビニ床屋
作成者 admin
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投稿日
2008年06月12日 18時48分
最終変更日時
2008年06月12日 18時48分
神学校の八年間、”専攻”は散髪。ラテン語一年目で丁稚に入り同級生を試験台にして修行を積んだ。よほどのおしゃれでない限り床屋に行く者はいなかった。火曜日の無料床屋が繁盛したものだ。
試験台で泣かされた同級生や後輩は多かったが、「一週間もすれば目立たなくなる｣となだめながらウデを磨いた。お陰でと言うか、自分の髪も自分で処理できるようになった。鹿児島に来て丸二年が過ぎたが床屋は今日で三回目。１０分１０００円のスパーカット。シャンプー・髭剃りなし。お客は入れ替わり立ち代り。まさに床屋のコンビニ。「ご自分で？よく出来ていますよ。｣プロに褒められた。
さっぱりした気分で外に出ると黄色の電車が緑の軌道敷をかなりの速さでやってきて目の前の信号で停車した。午前中までの雨で鮮やかさを増したような軌道敷の芝生が印象的だった。次のお楽しみは温泉。バスで約２０分。天然温泉。循環なしの掛け流し。真ん中に浴槽があるだけのひなびたところがいい。パイプから済んだお湯がとうとうと流れている。口に含むと少し泥の臭いがする。常連らしい人たちが４，５名。深い湯船に身を沈めると「リゾート！」
帰りに信者のパン屋さんで六種類のケーキのようなパン購入。（六名の住人に一個づつのつもり。）「今日はお一人で？」「はい温泉に行ってきました。｣今回も、フランスパン二本のおまけがついた。
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電気バリカンで自分で散髪している。
今まで一度も床屋に行っていない。お陰さまで今まで経費節減になっている。
喜界島の何処に床屋があるのか分からない。もっとも知る必要もない。
丸刈りにしたメリット。①床屋代がかからない②櫛がいらない③ドライヤーがいらない④シャンプーがいらない⑤風が吹いても気にならない⑥白髪を染めなくて良い、・・・・・。