狭間の典礼主の受難
10:00聖香油のミサ。教会の秘蹟に欠かせない三つの油ー洗礼志願者・病者のための油・聖香油ーがミサの中で祝別される。この日は、司祭職制定の記念日でもあり、ミサ中、叙階の約束の更新がなされる。新しく聖別された油を受け取るためにということもあるが、それ以上に司祭職制定を記念し、司祭たちの目に見える一致を表すために全司祭が集うことになっている。入園式・病気の例外は別として、また奄美・徳之島からは旅費節約という現実的な理由で代表だけが参加するという場合を別として、全員参加が建前。現実には、ベトナムから新たに加わった二人とお隣の教区からの一人を入れて40名中29名の参加に終わった。
ミサ後、寝占神父さんの叙階25周年記念祝賀会に出席。指宿ロイヤルホテルは海を見下ろす絶景の場所に建ち、会長さんをはじめ社長さん家族全員信者というカトリックホテル。当日は満室御礼だったとか。したがって、祝賀会の司会も信者の一人として社長さん自らが。日本でもこんなホテルほかにある?
ともあれ、神父さんの父上も二時間のドライブにもかかわらずお元気でご出席。87歳。「教会で泊まっていかれたら」と促したら、最後の晩餐の記念のミサでの洗足式の長年のメンバーで欠かすわけにはいかないからと固辞された。信者たちに愛されている息子神父の姿を目の当たりされて幸せ一杯のご様子でボクとしても嬉しかった。
教会の温泉でみそぎをして7:00ミサ。そして、指宿教会始まって以来のはじめての洗足式も。ミサ後、「これが楽しみ」という社長さんは教会のいろんなことがまだ物珍しい新信者で昨年のクリスマスに受洗したばかり。手作りの持ち寄りで賑わった三次会は10:00頃まで。
21日午前9:24、菜の花号特快で帰る。信号待ちで3分あまり二度も停車。単線だからそれはいい。しかし、普通列車を待っている若者三名。明らかに鹿児島行き。しかし、特快は乗せてくれない。通常は止まる駅ではないから?乗せればいいのに!特快の怪。午後7:00。主の受難の典礼は侍者の子供たちも落ち着いた動きで、盛式共同祈願は先唱者中野神父さんの歌唱力が冴えて祈りの雰囲気を盛り上げてくれた。百名近い参加者にも驚いた。
司祭職・ミサ制定、そして主の受難を挟んで明日はいよいよ主の過ぎ越し。
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