いつか、「リサイクルしてはいけない｣という本を紹介したことがある。封も切らないままの一ヶ月ほど前の経済誌。表紙を見て思わずナヌ？ペットボトルも何もかも焼き捨てるべきだという説を心底支持

していたのに、９月１７日号は、どんなゴミでも宝の山だという特集まで組んでいるではないか！殆どのゴミが中国に流れているというから驚きだ。お金のない自治体はリサイクルで無駄遣いしないで業者と手を組んで「ゴミの輸出｣を始めたら「ゴミから開ける巨大産業｣間違いなし。今日、廃品回収業は活況を呈しているのだという。

たとえば、汚れたプラスチック類は、１キロ当たり３５円で焼却していたが、これをきれいに洗うのに１キロ３０円。十分に採算が合うのだそうだ。そうして中国に運ばれたゴミが再生されて洗濯機や掃除機の部品に変わって日本やその他の国に輸出されているという。司祭館のテレビに洗濯機や掃除機。リサイクルの実りだったとは！

こうなると、ビールの空き缶、ペットボトルとにかくゴミは宝の山。リサイクルで町起こし。いや、教区の赤字も一挙に解消。明日から始めるかな。もっともこの記事、どれほど廃品回収が儲かるとは書いてあるが、それがどれほど地球を汚すことになるのかは触れていない。気になるところではある。

今日の２０キロランは失敗。雨が落ちてきたのも理由の一つだが、二コース目を二キロ辺りで引き返した。１４キロ止まり。足にもちょっと自信がなかった。そのうち３０キロを目指したいのだが・・・。