実践教会論
2:00、経済問題評議会。今に始まったことではないが、鹿児島教区は経済の立て直しを求められている。
30年来の経済の仕組みも見直しの対象となっている。信者が負担する維持費の大半は老後のことも含めて司祭や教区職員の人件費に費やされる。見直しが現実のことになると、月々収める維持費の70%を自分が属する小教区に残し、あとの30%を教区に収める。この30%は鹿児島教区のいわば生命線。
しかし、自分が属する教会に収める維持費がそんなふうに使われていることをわきまえている信者は少ないらしい。そこで、収入のある信者は小教区と教区の2つを維持する使命があることを明確にする方策を講じないといけない。あるいは経済正常化緊急募金の実績に照らしてあとひと踏ん張りして維持費のかさ上げをお願いすることも考えられる。維持費納入者の増加も課題。
お金という生々しい話題を避けて通れないこの世にある教会の現実。しかし、良く考えてみるとこれはお金を出す出さないという経済の問題というよりも実は、飛躍するかもしれないが教会論ではないのか。実践教会論?
あなたにとって教会とはなんですか?ハイ、癒しの場です。イエスとの出会いの場です。などなど。この手の質問とこの手の答えで満足してきたのかもしれない。もっとも、教会とはお金を要求するところと答えてもらっても困るのだが・・・。いずれにしろ信者の包括的な立ち位置が求められていることは確かだ。
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