幸いなる罪よ!
「神父さん!」「やあー司教さん!マラソンですか?」「??・・あ、いえー」機内で管区ちょうさんとバッタリ。予期しない質問に「もしかして・・・?」
そうなのだ。主任司祭から「何時着くのか」との問い合わせも全くないので「ヘンだなー」とは思ったのだが、ボクがパウロ年の閉年(閉幕がふさわしいとの声もある)ミサに行くことを知らなかったということは呼ばれたのはボクではなくて彼だったのカモ!イヤ、冗談好きな彼のことだから、二年前のトライアスロンのこともあるので、ミサのことを知っててボクをからかったのかもしれない。などなど。まいいか。着いてみたら分かることだ。
落ち着かない気分の50分後。到着ロビーのガラス戸越しに主任司祭の顔が見えた。目はパチクリ、口アングリ、両手で頭を抱えている。やっぱりそうだった!しかも、来るはずの人は来ないで予期しない人が真っ先にあらわ表れたのだから無理もない。招かれざる客とはこのことだ。
コレッポチの疑念も持つことなく、一時間の講演を済ますや否やバス停にすっ飛んでここまでやってきたというのに!「あのとき都合が悪くなったと言われたので・・・」だって!あの時と言われても全く記憶のカケラもないという情けなさ!つい最近、頻発する?ダブルブッキングや失念を防止する万全の策を講じたばかりだというのに!手帳に書き付けたことをチェックすることは有能な秘書嬢といえども不可能。自助努力あるのみ!か。
「管区長さんと二人もそろったからいいじゃないですか。みんなも喜びます。」主任司祭の慰めの言葉に少し気が楽になった。「今夜は幼稚園の夏祭りだから一緒に行かれると彼も喜びますよ。」管区長さんが言葉を重ねた。「そうだな。サプライズとするか。」勝手に決めた。十五分ほどで修道院着。約400キロも南だというのに意外と涼しい。「5時半出ますのでそれまでご自由に。」海水浴が無理ならラン。両方の用意をしてきたがランにした。
「ボクはこのまま幼稚園まで行くので着替えを・・・」5キロ地点で主任司祭に電話を入れた。1キロあまりのダンダラ坂を越すと後は下りの楽勝コース。1時間10分で幼稚園着。東海岸から西側に横断したことになる。汗にまみれて最後の準備に大童のメニヒ神父さんが、案の定、混乱しながらダイ歓迎。「やあいらっしゃい!・・・管区長じゃなかったんですか?!」ここでも来るはずの人ではなく予期しない人が先に現れたのだから無理もない!「そうですか!ま、ま、どうぞどうぞ!」体中の水分が抜けたよう臓腑に冷たい麦茶が沁みた。
曇り空からついにポツリ、ポツリ。やがて本降り。リズム室に避難。最初のプログラムを終わる頃にはお月様もお祭り見物の快晴に。みんなが満足した思い出に残る夏祭りはすばらしいお祈りで9:00終了。
「アブィジー!(おやまー)」今朝のミサに参集したなじみの信者さんたちにまたしても驚きの声が。説教の前にまとめて釈明。説教の冒頭は「幸いなる罪よ・・・」皆さんの失笑にも優しい歓迎の響きが感じられて心が和んだ。ミサ後、フォコラーレ参加のビデオに鶏飯のお昼。11月1日は宣教50周年記念ミサのための公式訪問となる。これは間違いない!手帳に二重丸をした。玉子酒で早めの就寝。
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